765 名前: 彼氏いない歴774年 投稿日: 2009/03/12(木) 20:15:07 ID:t1g/v8Ni

女子高に通う私が小3から密かにファンだった人、それは、キムタクでも、ブラピでも福山雅治でもなく・・、

ブルース・リー


寝巻きがカンフー着だったのは勿論のこと、部屋には彼の名言などが書いてある本、映画のビデオ、ブロマイドで溢れていた。

しかし、ここは女子高、ブルース・リーがアウェイなのは目に見えていた。

当時私は美術部で、ある美術展の出品〆切が明日に迫っていたため、一人遅くまで残って絵を描いていた。

皆帰ったなぁ~、と思い、ふと立ち上がり背伸びをした時だった。誰も居イナイ→ここは広い教室→飛び蹴りの練習にもってこいの図式が頭の中に。
気がつくと私は、「フォウアタ――ッ!!アタタタタッ――ホォォウ」とかいいながら学校特有のあのデカイ黒いカーテンを標的に飛び蹴り開始。
その後、ついにはタオルをヌンチャクがわりに「ホァタッ!ホァタッ!アタタタタ」ともはや自分でも自分自身が止められなくなった、まさにその時だった。
「ガチャ」隣の準備室の扉が開いた。なんと美術の先生だった。初老の美術教師は私の姿を確認すると静かに扉を閉めたのだった。

その後、先生が旅行へいった時、美術部員にお土産を買って来てくれた。私がもらったのは、NINJYAと書かれたスポンジ製のヌンチャクだった。